[小林 天翔] 2018 N-ONE OWNER’S CUP FINAL

[小林 天翔] 2018 N-ONE OWNER’S CUP FINAL
大会名

2018 N-ONE OWNER’S CUP FINAL

日時

予選・決勝:2018年11月24日(土)

開催地

鈴鹿市 (三重県)

サーキット

鈴鹿サーキット(1周5.807km)

車両名

MLヌヴォラーリET N-ONE

レース結果

予選:4位(50台中)
決勝:1位(50台中)

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レースレポート

鈴鹿最終戦は優勝すればチャンピオンとなる緊張感のあるレースでしたが、予選4位から粘り強い走りで優勝し、チャンピオンを獲得できました。いい結果をご報告することができ大変うれしく思っております。

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公開練習

2018年最後の舞台は鈴鹿サーキットでの開催。鈴鹿は4月の2&4以来、約半年ぶりとなります。

FINAL はポイントランキング上位者から優先的に参加することができ、選出された50名がこの FINAL にエントリーとなりました。

Rd.14 時点で自力チャンピオンの可能性が残るシリーズ3位につけており、優勝すればチャンピオン獲得となります。

4月の 2&4 では2位表彰台を獲得しており、トップ争いすることのできるポテンシャルは証明済み。いかに予選で良い位置につけられるかが勝負の鍵となりそうです。

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公開練習

車両トラブルに悩まされつつも全体2番手タイムを記録!

タイヤをいい状態で予選決勝へ持ち込むため、練習走行はフロントタイヤの減り具合を気にしつつの走行となった。また、今回は車高を一段下げた状態も確認をおこなっていった。

一本目は全体トップタイムを記録するものの原因不明のセンサ故障に悩まされ、十分に周回を重ねられずに終えてしまった。

二本目走行前にはオイルに熱を入れるためサポートいただいている Walzer の親油に交換し、今回大きな変化点の足廻りを中心に入念なチェックをおこなった。

タイムこそ伸びなかったが、トラブルは解消し乗りやすいクルマへと仕上がっているのが確認できた。ロングランのペースも悪くなく、6周の決勝レースを見据えたシミュレーションもおこなうことができた。

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予選タイムアタック

チームメイトのスリップを有効に使い、4番手に食い込む走りを見せる

天候は晴れつつも路面温度が上がらないまま予選がスタートした。DL タイヤのおいしいところを使うに は2周アタックがベストと考え、スリップも使えるようチームメイトと並んで出走。

アタックラップ一本目はデグナー1個目の脱出時に縁石に乗りすぎてしまいバランスを崩してしまう。しかし、その後のセクター 3・4 はミスなくつなげることができ2番手タイムを記録する。

そのままアタックラップ2本目へと突入。大きなミスもなくまとめていたがスプーン出口でクーリング中のマシンと交錯。大きくタイムをロスしてしまう。

タイヤへのダメージを考慮しここでアタックを終了。ピットへ戻り予選終了までライバルたちの動向を見守る。最終ラップでヨコハマ勢のタイム更新が相次ぎ、4番手で予選を終えた。

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決勝 レースレポート

トップ争いから粘り強い走りで優勝を掴み取る! 2018シリーズチャンピオン獲得!!

予選終了から約2時間のインターバルで決勝はおこなわれた。ランキングトップの小野選手はポールポジション、自分がチャンピオンを獲るには前に出て優勝しかありえない状況であったが、スタート前のモチベーションは自分でも驚くほどポジティブだった。

スタートは思い描いていた通り抜群のスタートダッシュを決め、リスクのあるアウト側から 1,2 コーナーへ進入。 一気に2番手までポジションを上げる。

思ったよりもペースの上がらないトップに食らい付いていきプレッシャーをかけ続けた3周目、トップの小野選手が失速。トップへと躍り出る。ここまできたら勝ってチャンピオンを決めると気持ちを切り替えた。

後半に強いヨコハマ勢の猛攻に耐えつつ、登りの S 字セクションではタイヤをセーブして走り、プッシュするところはする走りで6周をしのぎ切り、鈴鹿初優勝・念願のシリーズチャンピオンを獲得した。

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2018 N-ONE OWNER’S CUP RACE REPORT

今年に限って FINAL が鈴鹿で、得意なもてぎで勝負することができないこと、半年以上のスパンが空いての走行ということで不安ばかりがありました。

しかし、チームや家族のおかげもあり、これまで通りのルーティンで鈴鹿に入り練習走行ができたことで、最後まで楽しんで走りきることができました。

この優勝は予選決勝へ向けたタイヤの作り方、オイルの熱の入れ方、タイヤマネージメントなど今年学んだ全ての要素があったからこその結果だと思っています。

棚ぼた的な展開でもありましたが、トップにプレッシャーを与えるところまでポジションを上げられたことがこのレースの鍵となりました。

N-ONE レースも参戦4年目となってしまいましたがシリーズチャンピオン獲得のご報告ができることが何よりも嬉しく、皆さまと共にワンメイクレースで実力を発揮できたこと、大変光栄に思います。

一年を通じ、サポートしていただき本当にありがとうございました!

来シーズンはステップアップを視野に入れ活動を継続していければと考えております。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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