今回使用の商品
Competition Walzer 020 SAE 0w-20 (完全合成油/SN相当)
[今回は 3リッター使用しました。]
低速トルク領域も活かせる特性
高回転域をストレスなくレヴまでもっていく「コンペティション・シリーズ」の新たなラインナップとして、高次元で開発しました。
低速トルク領域も活かせる特性
「コンペティション・ワルツァー」は、低速トルクをわずかにも犠牲にせず、より低粘度高回転型の特性を持ち合わせるために、新開発摩擦低減剤を採用しています。
常にトップに立つことを要求されていることを使命と理解しているモータースポーツコンペティターを強くサポートします。
コンペティションに新シリーズ 「コンペティション・ワルツァー」誕生。
高回転域をストレスなくレヴまでもっていく「コンペティション・シリーズ」の新たなラインナップとして、高次元で開発しました。
[容量]
1L
¥7,344(税込)
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[ミッションオイル] CVT のため純正 CVTF を使用しております。
予選 レースレポート
前戦の富士から約一か月、今シーズン 2 回目の開催 となる第 11 戦ツインリンクもてぎ。 第 2 戦では優勝しており、ドライバーとダンロップタイヤの相性も良く、十分に自信を持っているコースです。
前戦の富士で課題だった新しい車両のナラシも済み、フィーリング的に前のマシンに近づいていることも事前のテストで確認していました。レースウィークは一気に気温が下がる予報の為、予選の気温に合わせたセッティングを早めに見つけることが大きな課題となりそうです。
公開練習
一日を通して安定したタイムを記録、フィーリングも上々で戦闘力があることを確認
予報通りの天候で一気に気温が下がり、非常に過ごしやすい気候の中でレースウィークを迎えた。
台風の影響が残っているためか風が強く、車高の高い N-ONE ではダウンヒルで大きく挙動が乱れ、コントロールが難しい状況が一日通して続いていた。
FF 特有ではあるがリア周りの挙動が悪く、旋回中の跳ね方が大きいためロール量を保てず、毎周バラつきが出てしまっていた。
一方で、富士で課題として残った立ち上がりのもたつき感は大きく改善されており、2 本目で投入した MIDLAND Walzer のフレッシュオイルの効果もあり全体で 3 番手に食い込むことができた。
予選タイムアタック
想定外のオーバーステアの中、ギリギリでまとめたラップでセカンドローを獲得
9 時過ぎから行われた予選は前日よりも気温が下がっていたこともあり、47 秒前半での争いになると予想していた。チームメイトを含む DL タイヤの 3 台で続けて出走し、一発のアタックに集中する。
内圧を気温に合わせて高めに設定した影響により、リアタイヤのグリップが激減。想定外のオーバーステア傾向に変化してしまう。難しい状況ではあったものの、想定通りの 47 秒 1 を記録し 2 番手につける。
その後、もうワンアタックするもののタイム更新することはできず、終盤に強いヨコハマ勢が続々とタイムを更新してくる。
最終的に前後に入られる形で 4 番手となった。トップからは 1 秒離されているものの、十分に表彰台を狙える位置につけることができた。
決勝 レースレポート
アグレッシブな走りで会場を沸かせるオーバーテイクを魅せ、表彰台を獲得!
決勝は気温 25.1 度、路面 43.5 度、湿度 43% と DL タイヤにとって絶好のコンディションで決勝レースを迎えた。ヨコハマ勢のペースが上がってくる 3 周目までにいかに前に出られるか、マージンを築けるかが勝負どころ。
得意のスタートでは 3 番手に並びかけるがインを締められ、グリーンに飛び出してしまう。体制を立て直して 4 番手をキープしたままダウンヒルストレートへ。
スリップをギリギリまで使いアウト側から並び 90 度コーナーで前に出ることに成功。
2 番手を追いかけるが徐々にペースが上がらなくなり、今度は後続からヨコハマ勢の追撃を受け始めるがコンマ 6 秒の差を最後まで抑えきり 4 月の鈴鹿以来の表彰台を獲得した。
2018 N-ONE OWNER’S CUP RACE REPORT
前戦富士で浮き彫りとなったマシン面の戦闘力不足ですが、このもてぎ戦で大きく改善できていることをフィーリングだけでなく結果としても証明できたことに何より安心しています。
特にエンジンのもたつき感に関しては富士戦からミッドランドの中島社長、RGK の中本さん、宮本商会の宮本さんからの多くのアドバイス、サポートのおかげで大幅に改善することができました。本当にありがとうございます。
前半戦ではタイヤの使い方、マネージメントに対して 50% も理解できていませんでしたが、このもてぎで最後までペースを落とすことなく綺麗にタイヤを使い切ることができました。
この感覚を最終戦の鈴鹿で最大限発揮できるよう、シミュレータにて繰り返し練習を重ねていきます。
今回もレース参戦に際しましてご協力くださいましたスポンサーの皆さま本当にありがとうございました。
次戦参戦は SUGO もしくはオートポリスでの参戦を予定しております。今後ともご支援・ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。