予選 レースレポート
開幕戦から中3週で早くも第2戦を迎えました。前回鈴鹿戦は慣れないコースだった上にトラブルもあったため、マシンコンディションのチェックを富士スピードウェイで2週間前に行い、車両側の問題が解消されていることを確認してから臨みました。
クラブマンシリーズのエントリー台数は昨年より大幅に増え55台、プロフェッショナルシリーズは30台、SUGO戦としては過去最多のエントリーとなりました。
SUGOは一番好きなコースではありますが、事前テストには来られず昨年10月のレース以来の走行になります。お天気は昨年同様レースウィーク通して良い予報でしたが、昨年とは違うブリヂストンタイヤを使用するので、タイヤの摩耗具合や内圧の調整などデータが無い状態からスタートになります。
4月26日(木) 27日(金) スポーツ走行、専有走行
木曜日はスポーツ走行25分が3本、金曜日は専有走行1本のみのスケジュールです。気温が低く朝日が得意とするコースということもあり、木曜日1本目から昨年の自己ベ ストタイムを0.8秒上回るタイムを記録。
その後は気温が上がりコースも汚れタイム 更新は出来ませんでしたが、トラブルなく1日目を終えました。金曜日の専有走行は2 周のみ本番用のタイヤで無理せず走行、その後練習用タイヤに交換して走行を続けましたがグリップダウンが著しく、良いタイムは記録できませんでした。
予選 レースレポート
台数が多いため2組に分かれての予選です。指定ピットからのスタートというルールになってしまい、最後方の指定ピットだったためにコースインのタイミングが難しい状況になってしまいました。
ターゲットの車が出るタイミングでのコースインを試みましたが、間に数台の車が入ってしまいクリアラップが取れないと判断し、充分に間合いを取ってからアタックに入ることに切り替えました。
計測1周目、コースインラップで間合いを取った影響でタイヤが暖まりきっておらず、自己ベストは出たものの2分41秒3、続く計測2周目にすべてをかけていましたが、アタックをやめた2台にシケインでラインを完全に塞がれてしまいアタック中止。
もう一度間合いをとりアタックを続けますが、タイヤの良い状態が過ぎてしまいタイム更新ならず、組10位で予選を終えることになってしまいました。
トップタイムは1組目の方が気温も低かったこともあり0.8秒ほど速く総合20位と、SUGOでの自己ワーストグリッドとなってしまいました。
決勝 レースレポート
13周のレースとなりますがSUGOはオーバーテイクが非常に厳しいコースなため、レース序盤での勝負に備えるべくタイヤを入念に温めました。
20番グリッドから得意なスタートを決めますが、すぐ前には昨年の上位ランカーが並んでおり、1周終了時の順位は18位。その後16位までは上がりますが、なんとジャンプスタートの判定が下されドライブスルーペナルティが出てしまいました。
参加台数が多いため、普段の制限速度よりも10km/h低い50km/hでピットロードを抜け、コースに戻った時には最後尾になってしまいました。
得意な最終コーナーからのストレートに的を絞り数台のオーバーテイクは出来ましたが32位まで追い上げるのが限界でした。
今回のレースは予選で思った通りの走りができず、決勝ではペナルティを受けてしまうという情けない結果になってしまいました。
予選では狙ったラップが思い通りにいかなかったことで、集中を切らしてしまったメンタルの弱さが原因です。予選が重要なスプリントレースでの取り組み方を今一度見直し、今後のレースを戦ってまいります。
次戦は大分県のオートポリスで、5月27日に行われる第3戦に出場いたします。昨年は初めて走行したコースながら10位を獲得しているので、表彰台目指して頑張りますので引き続き応援よろしくお願いいたします。
なお、今大会の公式レポートは下記サイトにも掲載されています。
http://toyotagazooracing.com/jp/86brz/
また、今シーズンもGAZOO Racing 86/BRZ Race のTV放送が予定されております。 第2戦の初回放送は5月21日(月)21:00〜21:30の予定です。
http://www.jsports.co.jp/motor/motor_games/
番組放送局 チャンネル : J SPORTS 3(スカパーの場合 BS244チャンネル)
放送日 : 毎週月曜日 21:00〜21:30
番組名 : モーターゲームス