[ドライバーズレポート] 古場博之 鈴鹿クラブマンレース Rd.4

[ドライバーズレポート] 古場博之 鈴鹿クラブマンレース Rd.4
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2017年 鈴鹿Clubman Race Round 4 レポート

2017. 9. 18  古場 博之

鈴鹿クラブマンレース2017

鈴鹿フルコースで5月に行われた第3戦の後、シリーズポイント対象外となる第4戦の3時間耐久レースをスキップ。4ヶ月ぶりのレースとなる第5戦は鈴鹿西コースで行われました。
今回より傷みの激しかったカウルを新調。また緩くなったシートをウレタン発泡で作り直しました。
タイヤについてはFLEVAから同じ横浜アドバンのNEOVA AD08Rに変更になります。

8月にフルコースの走行でAD08Rを初テスト。色々空気圧設定を変えてみましたが、どちらかというと低めの内圧が良さそうな感触でした。
レースウィークは金曜日から鈴鹿入りして走行開始。クルマのセッティングはまずまずなので、タイヤ内圧の変更を繰り返して走行し、良さそうな内圧を決定。

土曜日の走行では新品タイヤを投入し、朝一番の走行で予選シミュレーションを実施。
前日のベストタイムより1秒タイムアップ。昼の2回目の走行では、レースシミュレーションで連続走行しました。予選/レースのシミュレーションでは後半の方が良かったため、翌日の内圧を若干微調整することに決定。

日曜日の予選は朝8:55より開始。15分間の予選でタイヤの状態を考えると前半でタイムを出したいところ。西コースのピットからコースインして予選開始。前方の#71中里選手と#78鍋家選手に続き数台の車両を抜きながら計測を開始。タイヤがグリップしてきた3周目は130Rで#733備後選手を抜く際のアクセルオフでボトムスピードが160km/h台まで落ちたため、タイムは1’32.069。クルマの感触も良いため#78鍋家選手の後方でアタックを継続。130Rはアクセルハーフオフでボトムスピードも183km/hで通過。デグナー2個目に進入していったところ、前方の#78鍋家選手が立ち上がりでコースオフ。外側のスポンジバリアにリヤウィングをひっかけ立体コース下にはね戻されてきました。アクセルオフし右にコースを変更し、車両やちぎれとんだリヤウィングを回避。飛んできた砂利が車体やヘルメットに当たってきました。
状況から赤旗が出るのではと思い、各ポストを見ながら走行を継続。スプーンを立ち上がって西ストレートのポストも旗が出ていませんでしたが、コントロールラインのポストで赤旗が振られていました。この周のタイムは幻ですが1’31.8くらいと、結果としては予選タイムより良かったようです。
その後、予選が再開されましたが、ショートカットで#97高橋選手がスピン。これにより再度赤旗。
残り3分55秒と計測2周ほどの時間で予選が再開。結局最終周の1’31.996が予選タイムとなりました。赤旗中断中に内圧を少し落としましたが裏目に出たかもしれません。

決勝は6番手スタートです。決勝に向けての変更は若干の内圧変更のみ。
フォーメーションラップでタイヤをしっかり暖めてグリッドにつきました。全車グリッドにつき、後方で緑旗が振られたのを確認しエンジン回転をアップ。この時クラッチの調整を忘れてスタートはワンテンポ遅れ。2速に入れると前方の#93田幸選手が左に寄ってきたため、右に進路をとり#83八木選手の右側に出ましたが、コース幅が無くアクセルオフし後方に下がりました。前方では#78鍋谷選手(左)#93田幸選手(中)#83八木選手がスリーワイド。
#78と#93は130R手前で接触しながらもそのまま2台並んで130Rに進入。
自分も#83八木選手のイン側で130Rに進入していったところ、前方で#78と#93が接触。
#93はアウト側のクラッシュパッドに乗り上げるほどのコースオフ。これでセーフティーカー出動。200Rのバイクシケイン付近のポストでイエローとSCが出たので、右手を上げてアクセルオフ。
ところが#80 RYU選手がポストの表示に気づくのが遅れ自分をパス。これにより#80 RYU選手はレース後に40秒加算にペナルティーとなりました。

SCランも2周目終了で赤旗中断。18分の中断後SC先導走行でレース再スタート。
4周目にグリーンフラッグが出され、残り9周の決勝となりました。#80 RYU選手に続く6番手でコントロールラインを通過し4周目に入りました。#80 RYU選手は#78鍋家選手を130Rでかわしていきます。自分もショートカット入り口で#78に並びかけましたが抜ききれませんでした。その周のヘアピンからの加速を活かし、スプーン手前で#78をインからパス。#80 RYU選手を追いかけます。5周目のスプーンまでに#80との間隔を詰め、6周目の130R手前で#80をパスし4位にあがりました。
その時点でトップ3台とは大きく離されており、後続も#80と#78がバトルをしているため単独走行。ラスト2周で#78が#80をパスして追い上げてきましたが、4位のままチェッカーを受けました。

今回は、予選で2回、決勝で1回の赤旗が出る荒れたレースとなりましたが、新調したカウルを傷つけることもなく終了できたのは幸いでした。しかし、トップ3台との差が大きく、まだまだドライバーの戦闘力アップが必要です。次の第6戦は東コースで行われますが、過去にポールポジションも獲得したことがありますので、良い結果を出していきたいと思います。

今後ともサポート・応援をよろしくお願いします。

 

エントリー

エントリー名:アドバンWMミッドランドTEIN・レプリ
車両型式:VITA-01
車両番号:816
タイヤ:ヨコハマ ADVAN NEOVA AD08R (195/55R15)
オイル:ミッドランド
    ENG: Walzer 0w-24
    T/M: PRO AK-6 Extream
メンテナンス:有限会社 レプリスポーツ
ドライバー:古場 博之

結果

鈴鹿サーキット 西コース(3.475km)

予選 (15分)
順位:6位 (18台出走)
ベストタイム:1’31.996 (8周目/8周)
トップタイム:1’30.568 (1.428秒差)

決勝 (12周)
順位:4位 (18台出走)
合計タイム:38.26.653
優勝タイム:38’12.767 (13.886秒差)
ベストラップタイム: 1’32.537 (11周目)

古場博之選手 インデックス

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