[堀内 秀也] TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2019 関西シリーズ 第2戦

スタート直後

私はA組になりました。速いライバルがA組に集中しており、厳しい組です。コースイン後、前車と2秒の間隔でホームストレートに戻ってきます。

脳内シミュレーションでは、バックストレートで1秒以内に追いついて、スリップストリームをフル活用です。

さあ、アタック開始!! しかし、直後の1コーナーでテールスライド・・・いきなり0.2秒ロスしちゃいました。タイヤが温めきれていなかった(泣)

そのせいか、バックストレートに来ても1.2秒ほどの間隔があり、スリップは薄め。タイムは2分47秒164で、トップと0.1秒差の2位でした。ミスがなければポールポジションじゃん!! 悔しい!!

決勝中

B組とタイム差があるため、中段は荒れたレースになりそうです。ロングランのタイムには自信があるので、4位の選手を壁に、前3台だけの争いに持ち込めば、勝機があります。

ロングを見据え内圧を少し下げてスタート。2位の選手にプレッシャーを掛けないよう、でもスリップが効く間隔を維持し、速く安定したペースでラップを重ねます。タイヤを温存しながらレベルの高い精神戦になりました。

表彰台

最後の1周半、トップのペースが落ちたところで最終決戦です。残されたタイヤを使いきり、2位の選手も私も仕掛けますが、なかなかスペースを作れず、そのままの順位でチェッカーとなりました。

静かでしたがレベルの高い争いを楽しみました。