8月2日(日)に開催された GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2020 北海道シリーズ 第2戦 に、MIDLAND PRO がサポートするみなぴよ選手が参加し、見事3位を獲得しました!!
レースの様子をご紹介してますので、ご覧ください!!
レースレポート
前日練習
1本目は色々と考えていた走りを頭に入れて走っていましたが、タイヤ作りをしていたにもかかわらず、46秒台がバンバン出て、周りで速い方が走っていないのもあり、おそらくトップタイムでした。
2本目は、ネッツ札幌竹山さんに出発前の不具合を治してもらいつつ、4輪新品パットに交換したため、10分くらい当たりをつけて慣らしながら、アタックを開始。
又、止まらなくなったときのトラブルを避けるため、誰もいない場所でコースインしました。
1本目の悪いところを治しながら走行しましたが、ここで疑問点が出てしまい、多分これかな? と思って走った走りが間違いで、タイムも伸びず47秒台でした。
3本目は、このまま終わろうか迷いましたが、せっかく課題が出てきたので、確認も含めタイヤの溝がなく、タイムは期待できないけど、車のコントロールはできるので、課題と疑問点の復習をし、走行。見事改善することができました。
夜はいつものカニ大将へ、今年もよろしくお願いいたします。
予選前
車検場でリアガラスに貼られていたステッカー類を剥がさないと NG と言われてしまい、車検が通らず。その場でスクレーパーで削りな がらなんとか合格しました。
ディーラーで買った時のステッカーすらだめだそうです。オフィシャルの方が一緒になって、剥がしてくれました。ありがとうございます。
予選
車検の最中にブリーフィングになり、車から離れてしまったため、無事合格したのかがわからず、若干メンタルが不安定になり、力が入りすぎてしまい、さらにはグリップするタイヤで走ったため、昨日の動きができているのかがわからず、焦ってドツボにはまります。
どんどん悪い走りになり悪循環、せっかくできているのに、焦りから自ら失敗をしてタイムも出ず。最終ラップでは8位まで落ちてしまい過去最低順位になってしまいました。
昨日の走りができればタイムもきっと戻ります。頑張ろうと思いつつ、下りに下がったためかなりへこんでいましたが、ピットにいたら、グッドイヤー賞を受賞とのことで、記念撮影を受けました。
少し元気が出ました。ただでは帰りません、決勝は絶対トロフィーを持って帰ります。
毎回十勝は4〜6位が多く、表彰台に中々上がれなくてモヤモヤしている中、表彰台常連の橋本選手が引退したため、なにがなんでも3位に入りたいと思い挑みました。
ポールポジションの赤堀選手に、隣に行くから待っててと挨拶をしてコースイン。400戦の記念撮影をしたのち、いよいよ決勝です。
スタートから1周で3台は抜かす事と、いつも周りのプッシュにびびって引いてしまうため、絶対にアクセルを抜かないで、前に行くと宣言して、いざグリッドへ!
決勝
スタートが決まり1コーナーまでに左2台(7位と5位)を抜かしつつ、インから飛び込むと違和感を感じると、目の前に本間選手 (3位) と佐久間選手 (2位) の車が少し横を向いています。
スピンか? 接触か? と思いましたが、アクセルは抜かず落ち着いてすり抜けます。ここで4位に浮上しましたが、後ろも抜けてきてまだまだ接近戦です。
下地選手がコーナーでよろめき、不安定になっていて、ぬかすのを一瞬ためらったら離れてしまったので、ここはベタ漬けして、一瞬のスキをつくしかない。
しかしあまり様子を見ると1〜2位に離される。と、焦りましたが、予選で焦って怒られたのを思い出し、まだ11周もある。きっと隙はあると言い聞かせ追いかけます。
なんとなく近づくコーナーを見つけたので、追突覚悟で思い切ってコーナーに入り、立ち上がりで追いつきしっかりとスリップを使い抜かします。
ここで3位に浮上。そうすると後ろが気になります。ストレートでスリップに入られベタ漬けされますが、並ばれないのでそこまで来れない? と判断し、落ち着いて自分のラインで走ります。
後ろが左右に揺さぶってきましたが、追いつかれないので、焦らずミスをしたら抜かれると思い、気になるけど気にしない様に走ると、少しずつ離れます。
4周くらい走行していると、スリップ圏外になったのか、ストレートでも距離ができてきたので、少し安心しつつ、今度は前だけを見ます。
決勝と思わず焦らず。練習・復習をしている様に走り、各コースの課題を喋りつつ、独り言を言いながら走ると、力が抜けて。ミスも全くしませんでした。
結果3位でチェッカー、車内で喜びまくりました。
久しぶりの表彰台で、赤堀選手や阿部選手に会いました。隣に来れたでしょ? って笑いながらの表彰台は有言実行できて嬉しかったです。
だめなところをメモに書き、常に読み上げて走った事、自分を信じて走った事、信じる走りができたのはアドバイザーからのアドバイスがあったからです。
昨年も茂木もメンタルの弱さから、順位を落としているので、久しぶりにたくさん順位をあげたねと喜んでくれてふと、たくさん順位あがった!? そうです、なんとジャンプアップ賞 (決勝中一番順位を上げた選手) まで受賞しました。
まさかのトリプル受賞。予選が悪かったのは悔やみますが、もしかしたら予選上位にいたら、接触に巻き込まれたり、順位を落としていたかもしれません。
しかし下位にいたら本来表彰台は狙えません。でも絶対に3位に入り、昔からここ十勝で走っているから絶対に負けたくない。
常連の1人が抜けたその場所は自分だ。という気持ちが繋がり結果につながったと思います。
こんなパーフェクトなレースは2度とないと思いますし、凄く嬉しいです。皆さんの応援やご協力のおかげです。応援のメールも沢山いただき、お守りなどのおかげです。
北海道でも1人じゃないと思えました。本当にありがとうございます。次回は表彰台常連になれる様に、上位を目指して頑張ります。
最近の走りや走る考えなどをしっかりと確認し、成長をしていると褒められましたので、それを全てのサーキットでもできる様になり安定した走りができ、ここぞの時に出せる様に頑張ります。
最後になりましたが、いつも支援して頂いております、株式会社アドヴィックス様、ふじよしだ振興財団様、SRファクトリー様、ネッツトヨタ愛知様、ペトロテック有限会社様、リキテック様、R’S DESIGIN様、菱木レーシング様、タイメー様、オートモデラーズカフェ様、クリスタルボディ横浜様、T.M.WORKS様、株式会社シロマ様、LoveDrive様、EMCエンジニアリング様、有限会社アールエーシー様、熱中対策水様、現地、地元で応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
引き続き応援・ご指導・ご協力宜しくお願いいたします。