2024年10月5日(土) に開催された、富士チャンピオンレース (FCR) 2024 ロードスターカップ 第3戦に、MIDLAND PRO がサポートする佐藤 文昭選手が参加し、見事総合1位を獲得。おめでとうございます。
レースの様子をご紹介してますので、ご覧ください。
レースに勝つための選択
レースでのオーバーテイクはコーナー立ち上がり、スリップを生かした形でしたが、他車と比べた伸びの良さはミッドランドオイルの性能だと感じています。
前回から駆動系も粘度の低いオイルを使用していますが、ミッションオイルは被膜の薄さを感じることなく早いシフトをすることができ、デフオイルはかなり粘度の低いオイルですが、効きの安定感も明確に感じて走り続けることができました。
*今回は試作品を使用。
↓MIDLAND のオンラインストアでご購入いただける同等のエンジンオイルはこちら。
Competition Walzer 020 SAE 0w-20 (完全合成油 / SN-PLUS)
¥7,480(税込)
低速トルク領域も活かせる特性。高回転域をストレスなくレヴまでもっていく「コンペティション・シリーズ」の新たなラインナップとして、高次元で開発しました。
AK-6 Extreme Manual Transmission Fluid
¥6,930(税込)
開発者コメント「ミッションは 86・BRZ や Z33・34 のレースで煮詰めてきたノウハウを活かした AK-6 を使用。NDロードスターは特殊な減速のため高油温対策。シフトがスムーズになるのでミスが減る。」
AK-6 Extreme に添加されたシンクロスムーサーは、国産車・輸入車の6速マニュアル専用オイルに唯一対応し、市街地走行からスポーツ走行まで可能にしたマニュアルトランスミッションフルードです。
TARGET 814 GL-5 (85w-140)
¥4,510(税込)
LSD のイニシャルが低い場合でも。ロック率が高く、アクセルにリニアに反応。コーナーの立ち上がりでプレートのリリースを早くし、LSDを引きずりません。アクセルにマイルドな効きで、低ミュー路面での姿勢を思うようにコントロール。
レースレポート
今大会は、悪天候の中、激闘が繰り広げられました。佐藤選手は、レース前日に雨雲レーダーを注視し、レース中の天候を予測。この判断に基づき、車両を完全ウェットセットに切り替えるという決断を下しました。
その結果、レース本番は路面状況の変化に対応することができました。そして、1.5 オープンクラスの佐藤選手は、2.0 オープンクラスを抑えて、念願の初優勝 & オーバーオール優勝(総合優勝)という快挙を成し遂げました。
決勝レース
決勝レースはグリット4、クラス3番手でのスタート。雨足も強まり、我々の前のレースは決勝キャンセルになるほどの雨で、開催そのものが危ぶまれる中でしたが、無事走ることができました。
スタートはセーフティカーによるスタートへ急遽変更となり、初めての経験になりましたがスムーズにレスを開始できたかと感じています。
スタートから前車のウオータースクリーンで全く前が見えない中での走行でしたが、車両への信頼感から不思議と恐怖を感じることなくレース、運転に集中できたと感じています。
1周目の最終コーナーで1台並びかけ、サイドバイサイドで1コーナーのブレーキングへ。予選でどのラインがグリップするかは把握できていたので気負いすぎず勝負でき抜くことができました。
そこから2周目のセクター3でに先頭2台に追いつき、最終立ち上がりで並びかけ、ストレートで1台、1コーナーブレーキングで1台抜くことができました。
その後6周は先頭を守り抜いて走り無事1位でチェッカーをもらう事ができました。
自分の車両が他車よりもトラクションがあることを1周目で気付き、強みを生かした戦いができたのが勝因かと感じています。
個人、スプリントレースでは初めての優勝、そしてオーバーオールでの勝利、最高の形でレースを終了できました。
今回のレース始めての経験と言える強い雨の中での戦いでしたが、改めてレースは速さだけでなく “強さ” が大事だと感じることができました。次戦はシリーズ優勝が懸かる戦いになります。
今回の勝因、またここからの取り分、しっかり分析し、勢いこのまま勝利を目指していきます。今回も応援ありがとうございました。
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